事案の概要
依頼者の地位:損害賠償請求訴訟の原告
事案:バイクと車両の交通事故の事案であり、依頼者はバイクの運転者であった(過失割合は、バイク:車両=1:9である)。
依頼者は、交通事故後約1カ月の入院治療及び1年以上の通院加療を経て、自賠責保険の調査事務所に被害者請求(直接請求)をしたところ、12級の認定を受けた。これを基に、相手方任意保険会社に対して損害額の計算書を提出し、示談交渉をしたが、相手方保険会社の提示金額が低すぎ、示談交渉が決裂した。
そこで、約1565万円の支払いを求めて、損害賠償請求訴訟を提起した。
争点:過失割合、労働能力喪失期間、基礎収入などが争われた。
結果
相手方が依頼者に1500万円の支払義務を負う旨の和解が成立した。
和解成立日:令和3年12月